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今すぐ実践できる、ワンちゃんの健康管理! | 獣医師インタビュー
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今すぐ実践できる、ワンちゃんの健康管理

上條圭司先生と犬

うちのコにいつまでも元気でいてほしい。飼い主さんなら、きっとどなたでもそう願っていると思います。 でも、いったいどのようにしてワンちゃんの健康管理をしていけば良いのでしょうか。 今回は、愛犬のために、飼い主さんがお家などですぐに実践できる健康を保つためのポイントをお伝えします。

健康管理の基本は「見る」「触る」「嗅ぐ」

ワンちゃんにいつまでも健康でいてもらうために大切なことは3つあります。

①病気やけがをしないように予防を心がけること
②病気やけがを早期発見すること
③早期治療すること

という3つです。
では、予防や早期発見・早期治療に結びつけるためにはどうしたら良いのでしょうか。
実は、自宅で飼い主さんにも実践する方法があるんです。
それは、愛犬を「よく見る」「触る」「嗅ぐ」ということです。
普段から実践していると思いますが、ただ見て、触って、嗅ぐだけではダメで、ちょっとしたポイントがあります。

愛犬に触れるときは、ただ「いい子いい子」とするだけではなく、口を開けて「できもの」はないか、出血はないかを観察したり、そっと耳の中をのぞいたり耳に触れたりして、普段より熱くないかチェックしてみてください。
爪も、欠けたり割れたりしていないか、1本1本しっかり観察しましょう。
実は、今ご紹介した「口」「耳」「爪」を特に念入りにチェックし、触ることには理由があります。
これら3カ所は、「はみがき」「耳掃除」「爪切り」で触れられるところ。
つまり、コミュニケーションを通して、触られることに慣らしておくという狙いがあります。
すると、病院で処置をされたときに「嫌なことをされた。もう行きたくない」と犬が感じづらくなり、病院嫌いを遠ざけることができます。
また、臭いはいろいろな病気の兆候を知るためのバロメーターです。
口臭、お尻、耳に嫌な臭いはないかどうかも、遊んでいるときに一緒に確認してくださいね。

上條圭司先生と犬

愛犬の元気を支える食事と運動

運動については、愛犬が犬らしくいられるように、できるだけ自然に触れさせてあげるのが良いのではないでしょうか。
食事について、私はあまり厳格な制限や決まりを作っていません。
基本は栄養バランスが取れたフードを与えることをお勧めしていますが、そのコが喜んで食べてくれるものをあげて、体調が良さそうであれば、それで良いと思います。
ただし、肥満には注意です。太り過ぎを防ぐには、自宅でも定期的に体重測定をすると良いですよ。
特に最近のワンちゃんは室内にいることが多く、運動不足気味になりがち。太りやすい状況にあります。
例えば体重10㎏のワンちゃんにとって、体重が1㎏増えることは体重50㎏の人で5㎏増えることと同じことですから、日々の体重管理の移り変わりは数100g単位で見守ってあげたいですね。

チワワの写真

体調に異常がなくても、定期的に動物病院に通って獣医師のチェックを受ける

当院の飼い主さんの半数以上は、毎月愛犬を連れて私に会いに来てくれます。
「健康チェック」のためです。
健康チェックでは、体重を測り、心音を聞き、歯が汚れていないか、爪が伸びていないか、など体を一通り確認。
このときに何か異常が見つかれば、早期発見・早期治療に結びつけることができます。
私は、これがとても大切だと思っています。
動物病院は、病気になってから受診し、治療をする場所ではなく、愛犬を家に迎えたその日から、そのコが幸せに暮らせるように、健康管理をする場所だと考えるからです。
そして、これこそが私たち獣医療に携わる者の仕事で、使命だと思っています。
ですから、飼い主さんたちは、動物病院を「病気になったら行くところ」ではなく、愛犬の健康管理をする場所と考え、ぜひ積極的に活用してください。

受け付け風景

上條圭司先生

上條圭司先生
プロフィール

上條圭司先生
ゼファー動物病院
住所:〒193-0831 東京都八王子市並木町 21-3
TEL:042-667-2211
HP:http://www.zephyr-ah.jp/

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