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ベルギーの猫祭りってどんなイベント?
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ベルギーの猫祭りってどんなイベント?

見つめる猫

世界には、様々な猫にまつわるお祭りがありますが、中でもベルギーの夏祭りはとても有名な猫にまつわる大規模なお祭りです。一体どんなお祭りなのか迫ってみましょう。

日本では、猫にまつわるお祭りがあちこちで開催されています。
そんな猫にまつわるお祭りは、猫好きの方はもちろん、広く人気で多くの人々が集まってきます。
猫には不思議な力があるのかもしれませんね。

実は世界でも猫にまつわるお祭りがあり、ある国の猫祭りは非常に有名なのです。
そこで今回はベルギーの猫祭りについて取り上げてご紹介します。

ベルギーの猫祭りとは?

ベルギーの猫祭りとは、3年に1度、5月の第2日曜日に、ベルギー北西部のイーペルという小都市で行われているお祭りです。
大きな猫の張りぼてが市の中心部を練り歩く猫のパレードが目玉。
さらに市民らは猫や中世の魔女などの姿に仮装するのも恒例になっています。

はじめは小規模ではじまった猫のパレードでしたが、イーペルの市長の思いにより、豪華な衣装に身を包んだ1,000人以上ものエキストラが練り歩く壮大なパレードが実現。
その後、現代では、山車が練り歩くまでになりました。

ベルギーの猫祭りの意義とは?

ところで、このベルギーの猫祭りにはどのような意義があるのでしょうか?
さまざまな背景があるといわれています。

かつて第一次世界大戦では、「イーペルの戦い」の舞台となったこともあり、大戦による被害は非常に大きかった中、復興の意味が込められたといわれています。
また住民らの気持ちを高め、絆を結ぶためという意味合いもあったようです。

そしてよく知られているのが、中世ヨーロッパで、猫が生贄になったり、拷問を受けたりした歴史があったことへの反省という意義です。
こうした猫への扱いは、魔女が毛嫌いされていた歴史上、猫は魔女の仲間、悪魔の使いとして考えられていたこと、増殖していたことなどが背景にあったといわれています。

ベルギーの猫祭りの内容

ベルギーの猫祭りの終わりには、「猫投げ(猫まき)」というイベントが恒例になっています。

猫投げとは、かつて聖堂から猫が投げ落とされていた歴史からきているといわれています。
猫投げの意義も諸説ありますが、繊維の町であるイーペルにおいて、繊維会館で布を食べるネズミに悩まされていた中、猫がネズミを食べて駆除してくれたことから、重宝されていました。
しかし、その結果、猫が大量に繁殖してしまい、ペスト蔓延を恐れた人々が、猫を鐘楼から投げ落とす行動に出たという説があります。

こうした歴史を受け、過去の暗い記憶を反省すると共に、後世に残すべく始まった猫祭り。
そして祭りでは、市庁舎バルコニーから猫のぬいぐるみが投げられる「猫投げ(猫まき)」が行われ、それが今では幸運の証として、取り合いになるのだそうです。



参照:YouTube「Ieper (Belgium) - 44th Cat Parade - May'15」

ベルギーの猫祭りを見に行こう!

直近では、2018年5月の第2日曜日に、猫祭りが開催されました。
日本からもツアーが組まれており、気軽に出かけることができます。

次回は3年後の2021年になるはずですから、興味のある方はぜひ準備しておきましょう。

ちなみに、パレードの最後に練り歩く巨大な猫のタキシードを着た張りぼてはCieperという猫で、ドレスをまとったメス猫は、その奥さん猫であるMinneke Poesという名がついているそうです。



参照:YouTube「ベルギー イーペルの猫祭り 2012年 43rd The Cat Parade in Ypres Belgium 2012」

まとめ

いかがでしたか? ベルギーの猫祭りは、歴史的な深い意味があると同時に、今ではハッピーで幸運を呼ぶお祭りになっているようです。
とにかく猫・猫・猫のイベントなので、世界中から猫好きが集まるといわれています。

歴史を学びつつも、猫にあふれる中、猫愛をみんなで共有しに出かけてみるのもよいのではないでしょうか。

猫と人
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ライター高科 えり