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猫を愛した日本の文豪
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猫を愛した日本の文豪

猫と本

有名な日本の文豪たちは、猫を寵愛していた人が多いといわれています。優れた作品と猫には何か深い関係があるのでしょうか。猫好きで知られる4人の文豪についてご紹介します。

日本を誇る近代の文豪たちの多くが、共通して猫を飼い、寵愛していました。
その猫を愛した文豪のうち、4人の文豪たちの猫との生活や猫をどのくらい愛していたのかなどをみていきましょう!

1.谷崎潤一郎(1886~1965)

東京日本橋生まれの谷崎潤一郎氏は、東大国文科在学中から創作を開始し、のちに美しい日本語の伝統的な文体を確立した作家です。
谷崎氏は大の猫好きで、生涯に渡って数多くの猫を飼っていたといわれています。
そのほとんどがメス猫で、どうやらメス猫を女性に見立ててたいそう可愛がっていたようです。
作品にも数多く登場し、特に二人の女性とメス猫リリィーと庄造という男性の四角関係が描かれている「猫と庄造と二人のおんな」は猫が登場する作品の中でも特に有名です。
その他、代表作「細雪」にも猫が登場しています。
谷崎氏は、その猫愛が高じて、愛猫だったペルを剥製にしています。
そしてそれは、いまでも残っています。

谷崎潤一郎氏「細雪」

参照:Amazon 「細雪」販売ページ

2.室生犀星(1889~1962)

石川県生まれの室生犀星氏は、裁判所や新聞社に勤務する傍ら、俳句や詩作を始め、のちに文語を駆使した抒情詩を含む詩集を発表し、名をはせました。
室生氏も生涯に渡って数多くの猫を飼っており、特に愛猫ジイノが室生氏と火鉢で温まる写真は、室生氏の猫愛を象徴する写真です。
ジイノが火鉢に両前脚をかけて気持ちよさそうに眠る姿がとても可愛らしく写っています。
このことから、ジイノのその写真が「火鉢猫」の写真として室生犀星記念館に飾られているのを一目見ようと、多く人が鑑賞に来ているそうです。
ジイノは、もともと自宅に庭に迷い込んできたオス猫だそうです。
猫が火鉢に当たる姿はなかなか見られないものですが、この猫にこうした習慣がついたのも室生氏のはからいで、彼ならではの優しい動物愛がそうさせたのではないかといわれています。

室生犀星氏「火鉢猫」

参照:歴史秘話ヒストリア様 Twitter

3.大佛次郎(1897~1973)

横浜生まれの大佛次郎氏は、外務省に勤務していましたが、関東大震災を機に辞して文筆に専念するようになりました。
故郷を愛した大佛氏は、死後もその横浜に大佛次郎記念館が建てられおり、その人生の軌跡が展示されています。
そんな大佛氏の生涯を語る上で欠かせないのが猫の存在です。
大佛氏が飼っていたのは数十匹の猫。
生涯で、なんと500匹は飼ったといわれています。
いつも猫に囲まれた生活の中で、たくさんの作品が生まれたそうで、いまでも猫の写真展が随時開催されています。
また、大佛氏は猫の形をした陶器製の、炭を入れて暖を取る「手あぶり猫」のアイテムも愛用していたそうです。
さすが猫好き。
愛用グッズも猫の形だったようですね。

手あぶり猫

参照:アートショップ 杜の未来舍ぎゃらりぃ様 公式サイト

4.三島由紀夫(1925~1970)

東京生まれの三島由紀夫氏は東大法学部を卒業後、大蔵省勤務するも、9ヶ月で退職し、執筆生活を送るようになります。
数々の有名作品を生み出し、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決した後も、世界でその優れた文学作品が読み継がれています。
そんな三島氏も、愛猫家の一人でした。
猫と一緒に写っている写真は、三島氏の自然な表情や姿が見られます。

三島由紀夫氏と猫

参照:Michitake Matsui様 Twitter

まとめ

日本の文豪たちの中には、猫を愛している人物が多くいました。
その代表とする4名をご紹介してきました。
いずれも猫愛が感じられます。
みなさんも、猫を愛おしい目で見ながら、猫を自分の文章や作品に登場させて小説でも書いてみるのもいいかもしれません。

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ライター 高科 えり